今の車から新古車へ買い替えるタイミングはいつ?車検・年数で考える

カレンダーと車の鍵が置かれた机と、新古車への買い替えタイミングを考える記事タイトル

当サイトは国土交通省・軽自動車検査協会・国税庁・消費者庁など公的機関の公開情報をもとに編集部が独自に執筆しています。車両価格・保証・在庫は販売店やメーカーによって異なるため、購入の前に販売店で最新の条件を確認してください。税金・会計処理の個別の判断は税務署や税理士にご相談ください。記事内には広告を含む場合があります。

車検の案内ハガキが届いて、『このまま車検を通すか、新古車に買い替えるか』と考え始めた方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、新古車への買い替えタイミングは、車検の満了・年数・走行距離・季節の4つの節目で考えると決めやすくなります。中でもいちばん動きやすいのは、車検が切れる前です。

この記事では、4つの節目ごとに「今の車を売る時期」と「新古車を探す時期」をそろえるコツを紹介します。

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目次

新古車への買い替えタイミングは「4つの節目」で考える

先に結論

買い替えのタイミングに、誰にでも当てはまる正解はありません。ただ、車検の満了・年数・走行距離・季節の4つは、お金や手続きが動く節目です。この節目の少し前から動き始めると、今の車を手放す時期と新古車を迎える時期がそろいやすくなります。

『いつが一番いいのか、ズバリ知りたい』と思いますよね。

実は、どの節目を重く見るかは人によって違うんです。毎日長い距離を走る方なら走行距離、乗る頻度が少ない方なら車検や年数が目安になりやすいです。

そこで、4つの節目を時間の順に並べてみました。

節目何が起きるか今の車を売る時期の目安新古車を探し始める目安
車検の満了車検を通すなら費用がかかる満了日より前に手放すと、車検の費用をかけずに済む満了日から逆算して、数か月前から
年数一定の年数で重量税が上がる重量税が上がる車検の前その車検の数か月前から
走行距離部品の交換や修理が増えやすい大きな修理の見積もりが出た時修理の見積もりと並べて比べる時から
季節3月は自動車税、11月は自賠責の改定3月なら名義変更が3月中に終わるように早めに動いて手続きの余裕を持つ
今の車から新古車への買い替えタイミングを車検・年数・走行距離・季節の4つの節目で考える図解

節目が重なる時は、早いほうに合わせる

車検と13年目が同じ時期に来る、3月に車検がある、というように節目が重なることもありますよね。

そんな時は、早く来るほうの節目に合わせて動き始めるのがおすすめです。

例えば、3月に車検が切れる車なら、車検の費用と4月1日の自動車税の両方が関わってきます。年が明けた頃には査定を受けて、新古車の候補も探し始めておくと、どちらにも間に合わせやすくなります。

新古車は「車検と保証が登録日から進んでいる」

新古車を探す時期を考える時に、知っておきたいことがあります。

新古車は、業界の表示ルールでは「登録済未使用車(軽は届出済未使用車)」と呼ばれる中古車扱いの車です。販売店の名義で一度登録されているので、車検の期間は車検証が交付された日から数えます。

メーカー保証も、トヨタの例では新車登録日から数えると案内されています。つまり、店に並んでいる間にも車検や保証の残りは少しずつ減っているんです。

新古車そのものの基本は、新古車とは?意味・定義と、買う前に知っておきたい基本で紹介しています。

車検前に新古車へ乗り換えるなら、いつから動く?

車検前の新古車への乗り換えは、いちばん多いタイミングの一つです。

車検を通してすぐ手放すと、その費用がもったいなく感じますよね。満了日より前に新古車へ乗り換えられれば、車検の費用をかけずに済みます。

車検前に乗り換える時の進め方
  1. 車検証で、今の車の有効期間の満了日を確かめる
  2. 満了日から逆算して、新古車を探し始める時期を決める
  3. 今の車の査定を受けて、だいたいの金額を知っておく
  4. 新古車を決めたら、納車日と今の車の引き渡し日をそろえる
  5. 満了日に間に合わない時は、車検を通すかどうかを早めに決める
車検の前に今の車から新古車へ乗り換える時の進め方を5つの手順にまとめた図解

継続検査は満了日の2か月前から受けられる

もし乗り換えが間に合わない場合は、今の車の車検を通すことになります。

2025年4月1日から、継続検査は有効期間の満了日の2か月前から受けられるようになりました(それより前は1か月前から)。この期間に受ければ、有効期間を短くせずに更新できます。

2か月前より前に受けると、新しい有効期間は受けた日から数えることになります。軽自動車検査協会の案内でも、このように説明されています。

普通車は車検が切れると名義変更できない

普通車は、車検が切れていると移転登録(名義変更)ができません。車検切れの普通車を売る時は、手続きが増えることがあります。軽自動車は車検切れでも名義変更できると、軽自動車検査協会は案内しています。

新古車の車検の残りも見ておく

車検前に乗り換えるなら、新古車側の車検の残りも確かめておきましょう。

自家用の乗用車は、初回の車検が3年、その後は2年ごとです(国土交通省の案内)。新古車は登録日から数えるので、登録から時間がたっている車ほど、初回の車検までが短くなります。

見る項目どこで分かるか確かめたいこと
初度登録年月車検証・店の表示いつ登録された車か
車検の有効期限車検証・店の表示初回の車検まであとどれくらいか
メーカー保証保証書・店の説明保証継承の手続きと、残りの期間

新古車の車検の数え方は、新古車の車検はいつ?初回車検までの期間の数え方で詳しく紹介しています。

年数と走行距離で考える新古車の乗り換え時期

車検のほかに、年数と走行距離も乗り換え時期の目安になります。

ただ、「何年で乗り換えるべき」「何万キロで買い替え」といった決まりはありません。ここでは、お金が動く節目として見ておきたいところを紹介します。

13年がたつと重量税が上がる

年数でいちばん分かりやすい節目は、自動車重量税が上がるタイミングです。

国土交通省の案内では、継続検査の時の重量税は「エコカー」「エコカー以外」「13年経過」「18年経過」で分かれています。

継続検査時(2年自家用)の重量税の例エコカー以外13年経過18年経過
検査対象の軽自動車6,600円8,200円8,800円
乗用車(車両重量0.5トン以下)8,200円11,400円12,600円

この表は、2026年5月1日から2028年4月30日の継続検査などに使われる国土交通省の税額表の例です。重さの区分によって金額は変わるので、ほかの重さの車は国土交通省の表で確かめてください。

「13年経過」の数え方は、登録車なら初度登録年月から12年10か月以後に車検証の交付などを受ける場合です。軽自動車は、初度検査年から13年を経過した年の11月以後になります。

ここが大事なところです

13年目の車検が近い車なら、その車検の前が買い替えを考える一つの節目になります。重量税が上がる前に手放すか、上がっても乗り続けるかを、修理の見込みと一緒に比べてみてください。

走行距離は「修理の見積もり」とセットで考える

走行距離が増えてくると、タイヤやバッテリーなどの消耗品だけでなく、部品の交換が必要になることもあります。

ただ、何キロで乗り換えるのがいいかは、車の使い方や手入れで大きく変わります。距離だけで決めず、大きな修理の見積もりが出た時に、乗り換えと並べて比べてみるのがおすすめです。

例えば、車検の時に「次はこの部品の交換が必要になりそうです」と言われたら、それが考え始めるサインです。交換の見積もりをもらって、乗り換えた場合とどちらが納得できるかを比べてみてください。

『まだ走れるのに手放すのはもったいない』という気持ちも自然ですよね。乗り続けるか買い替えるかの比べ方は、今の車に乗り続けるか新古車に買い替えるか|修理費・維持費で比べるで紹介しています。

メーカー保証が切れる頃も目安に

今の車にメーカー保証が残っている場合は、保証が切れる時期も一つの目安になります。一般保証と特別保証の期間はメーカーごとに違うので、保証書やメンテナンスノートで確かめてみてください。

2026年4月から自動車税の税率が変わった車もある

兵庫県の案内によると、2026年4月1日から、2019年10月1日以降に初めて新規登録した自家用乗用車は、自動車税の税率が引き下げられました。それより前に登録した車は変更がありません。

今の車がそれより前の登録なら、新しい年式の車に乗り換えた時に、毎年の自動車税が変わることもあります。税額は車の排気量などで違うので、お住まいの都道府県の案内で確かめてみてください。

季節で見る:3月と11月は手続きとお金に注意

季節も、買い替えのタイミングに関わってきます。特に覚えておきたいのは、3月と11月です。

3月は4月1日の自動車税に注意

自動車税は、4月1日時点で車検証に所有者として載っている人に1年分かかります(東京都主税局の案内)。

3月に今の車を手放すなら、名義変更が3月中に終わるかがポイントになります。4月1日を過ぎてから名義変更しても、その年度の分は前の持ち主にかかり、月割で戻ってくる仕組みではありません。

軽自動車税も4月1日の所有者にかかり、月割の制度はありません。3月に売る時は、店に「名義変更はいつ終わりますか?」と聞いておきましょう。

2026年11月から自賠責保険料が変わる

もう一つ覚えておきたいのが、自賠責保険料の改定です。

金融庁の自賠責保険審議会の資料によると、2026年11月1日以降に保険期間が始まる契約から、基準料率が平均6.2%引き上げられます。

自賠責保険料(離島以外・沖縄県を除く)2026年10月始期まで2026年11月始期から
自家用乗用自動車 24か月17,650円18,560円
軽自動車(検査対象車)24か月17,540円18,660円

今の車の車検を通すなら、その時に入る自賠責は始まる日で料金が決まります。新古車は販売店が登録した時に自賠責に入っているので、残りの期間の保険料相当額を車両代金と一緒に払う形になります。

新古車の在庫の多い時期は決めつけない

『新古車は決算の時期に増えるって聞いたけど?』という声もあります。

ただ、新古車の台数や出回る時期を示した公的なデータは見つかっていません。時期を待つより、自分の車検や年数の節目に合わせて探し始めるほうが、手放す時期とそろえやすくなります。探す時期の考え方は、新古車が安い時期・出回る時期はいつ?狙い目の考え方で紹介しています。

今の車が補助金を受けた車なら

今の車を買う時に、国のクリーンエネルギー自動車の補助金(CEV補助金)を受けている場合は注意が必要です。

次世代自動車振興センターの応募要領では、補助を受けた車には新規登録の日から4年または3年の処分制限期間があります。この期間内に売る時は、事前の手続きと補助金の返納が必要になります。

電気自動車などに乗っていて心当たりがある方は、売る時期を決める前にセンターの案内を確かめておきましょう。

手放すなら:売る時期と新古車を探す時期をそろえる

買い替えのタイミングが見えてきたら、次は今の車の手放し方です。

下取りに出すか、買取店に売るか。どちらにしても、先に今の車の相場を知っておくと、乗り換えの計画が立てやすくなります。

今の車をどうするか向いている時気をつけたいこと
乗り続ける車検や修理の費用が小さく、まだ不満がない次の節目でもう一度考える
下取りに出す新古車を買う店に、手続きをまとめて任せたい下取りの金額と値引きを分けて見る
買取店に売る金額を比べてから決めたい引き渡しの日と納車日の間をどうするか

複数の店の査定を比べると相場が分かる

今の車がいくらで売れそうかは、複数の店の査定を比べるとだいたいの幅が見えてきます。

1つの金額だけでは、高いのか低いのか判断しにくいんですよね。新古車を買う店の下取りと、買取店1〜2店を並べるだけでも、十分な目安になります。

売る時期を決める前に確かめること
  • 車検証で、有効期間の満了日と所有者を確かめる
  • 今の車の査定を受けて、金額の幅を知っておく
  • 新古車の納車日の見込みを販売店に聞く
  • 今の車の引き渡しを、納車の日に合わせられるか確かめる
  • 3月なら、名義変更が3月中に終わるか確かめる

車のない期間をつくらない段取り

買取店に先に売ると、新古車の納車まで車がない期間ができることがあります。

通勤や送り迎えで毎日車を使う方には、ここが一番困るところですよね。

「引き渡しは、次の車の納車の日にしてもらえますか?」

契約の前にこう聞いておけば、日程を合わせられるかが分かります。下取りなら、納車の日に今の車を引き渡す流れが組みやすいです。

売る契約の前に知っておきたいこと

車の売却は、特定商取引法のクーリング・オフの対象外です(国民生活センター)。契約すると、原則として契約書の内容に従うことになります。

キャンセル料の有無や、代金を受け取る日は、契約の前に読んでおきましょう。下取りと買取の比べ方は、新古車に買い替える時、今の車は下取りと買取どっちがいい?で詳しく紹介しています。

よくある相談:新古車の乗り換え時期で迷う声

ここでは、ネットの相談サイトに寄せられている車の買い替えタイミングにまつわる声から、よく見られるものを要約して紹介します。

相談1 次の車検の前に新古車へ乗り換えたい。いつ動けばいい?

年式の古い車に乗っていて、次の車検の前に新古車へ乗り換えたいという相談です。

車検前の乗り換えは、満了日から逆算するのがコツです。

車検証で満了日を確かめたら、その数か月前から新古車を探し始め、今の車の査定もしておきましょう。満了日に間に合わない時は、車検を通すか、短い期間でも乗り換えを急ぐかを早めに決めておくと慌てずに済みます。

車検前の乗り換えで決めておくこと
  • 新古車の候補を探し始める日
  • 今の車の査定を受ける日
  • 満了日に間に合わない時に車検を通すかどうか
  • 今の車を引き渡す日と、新古車の納車日

予定をカレンダーに書き出しておくと、満了日が近づいても落ち着いて進められます。

相談2 年数も距離もかなり乗った車。車検を通すか迷っている

10年以上前の車で走行距離も多く、春に車検を迎えるという相談です。

年数と距離が重なっている車は、車検の費用だけでなく、その後の修理の見込みも考えておきたいところです。

回答のポイント

車検の見積もりを取ったら、今の車を売った時の金額と並べてみてください。13年目に近いなら、重量税が上がるかどうかも見ておきましょう。数字を並べると、車検を通すか乗り換えるかが決めやすくなります。

相談3 事故で修理の見積もりが高く出た。買い替えるべき?

事故に遭い、思っていたより高い修理の見積もりが出て、買い替えるタイミングか迷っているという相談です。

修理の見積もりが出た時は、乗り換えを考える大きな節目になりますよね。

修理して乗り続けるか、修理せずに手放すかは、修理の金額と、今の車を売った時の金額を比べて考えます。事故の歴は査定の時に伝えることが前提なので、正直に話して見てもらいましょう。

「修理の見積もりがこれくらいなんですが、このままでも見てもらえますか?」
「はい、今の状態で一度見てみましょう」

こんなふうに、まずは今の状態での金額を聞いてみてください。

新しい車に乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく

新しい車への乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。

『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。

手放し方の選択肢

今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。

納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。

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販売店も商売なので、下取りはできるだけ安く引き取りたいのが本音です。

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  • 「がんばって、ここまで上げました!」と金額が上がる

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ただ、最初の金額には上げる余地が残してあることも多く、上がった後の金額でも、まだ本当の価値より安いことがあります。

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よくある質問

新古車への買い替えタイミングで、一番多いのはいつですか?

公的なデータはありませんが、車検の満了日の前は動きやすい節目です。車検の費用をかけずに乗り換えられるので、満了日から逆算して動き始めると、今の車を手放す時期と新古車の納車をそろえやすくなります。

車検前に新古車へ乗り換えるなら、何か月前から動けばいいですか?

決まりはありませんが、数か月前から新古車を探し、今の車の査定もしておくと余裕を持てます。間に合わない時に備えて、継続検査が満了日の2か月前から受けられることも覚えておきましょう。

13年たった車は乗り換えたほうがいいですか?

乗り換えなければいけない決まりはありません。ただ、継続検査の時の重量税は13年経過で上がるので、その車検の前は考える節目になります。修理の見込みと一緒に比べてみてください。

新古車を探す時期と、今の車を売る時期はどちらを先に決めますか?

先に今の車の節目(車検の満了日など)を確かめ、そこから逆算して新古車を探す時期を決めるのがおすすめです。今の車の査定は早めに受けておくと、新古車の予算も立てやすくなります。

3月に今の車を売る時の注意点は?

自動車税は4月1日時点の所有者に1年分かかります。名義変更が3月中に終わるかを、売る店に確かめておきましょう。軽自動車税も4月1日の所有者にかかります。

まとめ

今の車から新古車への乗り換え時期は、車検の満了・年数・走行距離・季節の4つの節目で考えると、迷いが減ります。

いちばん動きやすいのは車検の前です。満了日から逆算して、新古車を探す時期と今の車を売る時期をそろえてみてください。

売ったお金を新古車の支払いに回す段取りは、今の車を売ったお金を新古車の頭金にするには?順番と段取りで紹介しています。

この記事の要点
  • 新古車への買い替えタイミングは、車検・年数・走行距離・季節の4つで考える
  • 車検前の乗り換えは、満了日から逆算して動き始める
  • 新古車は車検と保証が登録日から進んでいるので、残りを確かめる
  • 13年経過で重量税が上がり、3月は自動車税、11月は自賠責の改定に注意
  • 売る前に複数の店の査定を比べて、今の車の相場を知っておく
新古車ガイド

新古車ガイド 編集部

新古車(登録済未使用車・届出済未使用車)の意味と新車・中古車との違い、探し方・買い方・費用、買い替える時に今の車をどう手放すかまで、公的機関の情報をもとにまとめている情報サイトです。 公式サイト

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