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新古車のメーターを見たら、数kmだけ走っていて『これって本当に未使用なの?』と気になったことはありませんか。
結論から言うと、新古車とは走行距離が何キロまで、と決まった線はありません。業界の表示ルールでは、距離よりも「使ったかどうか」で未使用車と表示できるかが決まります。
この記事では、走行距離が付く理由ごとの目安と、買う前の確かめ方を紹介します。
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新古車とは?走行距離は何キロまでか先に結論
新古車(登録済未使用車)は、一度登録したものの使用・運行していない車です。走行距離が百kmを超える車は表示しないよう求められていますが、これは例の一つ。距離が少なくても、試乗車や代車として使った車は未使用車とは表示できません。
新古車は通称で、業界の表示ルール(自動車公正競争規約)では「登録済未使用車」、軽自動車なら「届出済未使用車」と呼びます。基本は新古車とは?意味と基本で紹介しています。
自動車公正取引協議会は、登録済未使用車を「初度登録(届出)された車両で、使用又は運行に供されていない中古車」と説明しています。
そのうえで、使用・運行されたと考えられる車には登録済未使用車と表示しないよう求めています。その例として挙げられているのが「走行距離が百kmを超える車両」です。
| こんな車 | 登録済未使用車と表示できる? |
|---|---|
| 登録した後、店舗間の移動などで少し走っただけ | 使用・運行していなければ表示できる |
| 走行距離が百kmを超えている | 使用・運行されたと考えられる例として、表示しないよう求められている |
| 一度ユーザー名義で登録した | 距離に関係なく表示できない |
| 試乗車・代車として使った | 距離に関係なく表示できない |
「100km以内なら未使用車」とは言い切れない
『じゃあ、百km以内なら未使用車ってこと?』と思いますよね。
実は、そうとは言い切れないんです。百kmは「使ったと考えられる車」の例として挙げられているだけで、未使用車の上限として決まった数字ではありません。
数十kmしか走っていなくても、試乗車として使っていれば未使用車ではありません。距離の数字だけで判断しないことが大切です。
また、この表示ルールは業界が自主的に決めた規約で、法律で決まった定義ではありません。
走行距離が付く理由を4つに分けて見る
新古車の走行距離は、どんな理由で付いたかで意味が変わります。店の移動や整備で付いた距離と、人が使って付いた距離は別物です。
新古車の走行距離は、まったくの0kmとは限りません。登録や整備、店の間の移動などで、少し走ることがあるからです。
ここでは、距離が付く理由ごとに、気にする目安を表にしてみました。
| 距離が付く理由 | どんな時に付くか | 気にする目安 |
|---|---|---|
| 店の間の移動 | 別の店舗や置き場から、展示する店へ運ぶ | ごく短い距離なら、気にしすぎなくてよいことが多い |
| 登録・整備のための移動 | 登録の手続きや点検・整備のために動かす | 理由が説明できる距離なら、あまり心配はいらない |
| 展示中の移動 | 店頭で並べ替える、洗車する | 距離はわずかなことが多い。内装の汚れや傷のほうを見る |
| 試乗・代車での使用 | お客さんが試乗する、修理中の代わりに貸す | 距離に関係なく未使用車ではない。試乗車・代車として比べる |

距離は「理由が説明できるか」で見る
走行距離が数km〜数十kmあっても、それが移動や整備のためなら、未使用車としては自然な範囲のことが多いです。
気にしたいのは、距離が多めなのに理由がはっきりしない時です。そんな時は、店に聞いてみるのがいちばん早いですよ。
「この距離は、どういう理由で付いたものですか」
試乗車・展示車との違い
試乗車は、いろいろな人が運転した車です。登録済未使用車とは別の車として表示されます。
展示車は、店頭で多くの人が乗り降りしたり触れたりしていることがあります。走行距離が少なくても、シートや内装の状態は自分の目で確かめておきましょう。違いは試乗車・展示車と新古車の違いでくわしく紹介しています。
軽自動車の届出済未使用車でも考え方は同じ
軽自動車の新古車は「届出済未使用車」と呼ばれます。走行距離の考え方は普通車と同じで、使用・運行していないかどうかで判断します。
ひとつ違うのは、店頭の表示です。普通車は初度登録年月が表示されますが、軽自動車は初度検査年の「年」までの表示になっています。登録からの期間を月まで知りたい時は、車検証を見せてもらいましょう。
新古車の走行距離の確かめ方
走行距離は、店頭やネットの表示と、実車のメーターの両方で確かめます。メーターの交換や疑いがある車は、その旨を表示することになっています。
規約では、中古車を売る時に走行距離数を表示することになっています。登録済未使用車も中古車の扱いなので、同じように表示されます。
表示する距離は、走行距離計に示された数字です。走行距離計を交換した車や、距離に疑いがある車、改ざんされた車は、その旨も表示することになっています。
- 店頭やネットの表示で、走行距離数を見る
- 実車のメーターを見て、表示と合っているかを確かめる
- 距離が付いた理由を店に聞く
- 試乗車・代車として使っていないかを聞く
- メーター交換などの表示がないかを確かめる

距離が少ない中古車との見分け方
走行距離が少ない車には、登録済未使用車のほかに、ユーザーが少しだけ乗った中古車もあります。
見分けるポイントは表示です。一度ユーザー名義で登録した車は、距離に関係なく登録済未使用車とは表示できません。
店頭の表示に「登録済未使用車」とあるか、ただ「中古車」とあるかを見てみてください。新古車と中古車の違いは新古車と中古車の違いで紹介しています。
ネットで探す時に見たい表示
ネットの広告で中古車の価格を出す時は、店頭と同じ表示事項に加えて、塗色と車台番号も表示することになっています。
ただ、ネットの情報だけでは実物の状態までは分かりません。自動車公正取引協議会も、現車を確認できない買い方は慎重に、と案内しています。遠くの店の車なら、走行距離と状態の写真を追加で送ってもらえるか聞いてみるのも一つの方法です。
走行距離計を操作・交換して距離を少なく見せる表示は、規約で禁止されています。距離の表示とメーターが合わない、説明があいまい、という時は、納得できるまで契約を急がないでください。
走行距離より大事な3つのこと
新古車を選ぶ時は、走行距離よりも「登録からの期間」「保証を引き継げるか」「使われ方」の3つのほうが、買った後の満足度に関わります。
新古車の走行距離は、多くの場合ごくわずかです。それよりも差が出やすいのは、次の3つなんです。
- 車検証で初度登録年月と車検の有効期限を見る
- 保証書とメンテナンスノートがあり、保証継承ができるかを聞く
- 試乗車・代車として使っていないかを聞く
| 確かめること | なぜ大事か |
|---|---|
| 登録からの期間 | 車検と保証の残りが、ここで決まる |
| 保証を引き継げるか | 保証継承ができないと、メーカー保証を使えないことがある |
| 使われ方 | 試乗車・代車だった車は、未使用車とは別の車として比べる |
自家用の乗用車と軽乗用車の初回車検は3年で、車検証が交付された日から数えます(国土交通省の案内・2026年10月時点)。店に長く並んでいた車ほど、残りは短くなります。
メーカー保証も、確認できたメーカーでは新車登録日から数えています。保証を引き継ぐ手続きには有料の点検が要るメーカーもあるので、新古車の保証もあわせて見てみてください。
新古車に買い替えるなら、今の車の手放し方も考えておく
新古車に買い替えるなら、今の車をどう手放すかも大事です。下取りだけでなく買取店に売る方法もあり、先に相場を知っておくと総額の判断がしやすくなります。
今の車を手放す時は、今度はこちらの走行距離が査定のポイントの一つになります。年式や状態とあわせて見られるので、整備記録簿などをそろえておくと話がスムーズです。
下取りは、新古車を買う店でそのまま引き取ってもらう方法で、手続きがまとめて済むのが良さです。一方で、買取店に売れば、今の車の金額だけをはっきり比べられます。
『下取りに出すのがいちばん楽』という方も多いはずです。それも十分に良い選び方なので、相場を知ったうえで手間と金額のバランスで決めてみてください。
新古車は納車が早いことが多いので、売る場合は引き渡しの日を納車日に合わせて相談しておくと、車がない期間を作らずに済みます。
何か所かで査定してもらうと、だいたいの相場が分かり、下取りの提示額と比べる材料になります。比べ方は下取りと買取どっちがいい?で紹介しています。
新古車の走行距離について知恵袋によくある相談
知恵袋では「走行距離20kmの新古車は試乗車?」「500kmの試乗車は買い?」「新古車と距離の短い中古車はどっちがお得?」といった相談がよく読まれています。
ここでは、新古車の走行距離について多く読まれている相談を要約して紹介します。
「新古車で走行距離20kmって、試乗車なの?」
表示が新古車で、走行距離が20kmほどの車を見つけた、という相談です。
20km程度なら、店の間の移動や整備で付いた距離であることも考えられます。ただ、距離だけでは試乗車かどうかは分かりません。
試乗車や代車として使った車は、登録済未使用車とは表示できないことになっています。気になる時は「試乗や代車で使ったことはありますか」と店に聞いてみましょう。
「走行距離500kmほどの試乗車。装備も良くて新車より安い」
試乗車として使われた車が、装備が良く新車より安く出ている、どうしようか、という相談です。
試乗車は未使用車ではなく、試乗に使われた中古車として比べることになります。装備が良く、総額にも納得できるなら候補になりますよ。
その時は、保証が引き継げるか、車検の残り、内装の状態を確かめておくと安心です。
「新古車と、走行距離の短い中古車はどっちがお得?」
登録済未使用車と、少しだけ乗られた中古車を比べて迷っている、という相談です。
距離の差はわずかでも、ユーザーが使った車かどうか、登録からどれだけたっているかで条件が変わります。支払総額と、保証・車検の残りを並べて比べてみてください。
「新古車は、回送で走った距離以外は手つかずの状態?」
新古車は、運ばれた時の距離以外は新車と同じ状態なのか、という相談です。
使用・運行していない車なので、乗り心地や内装は新車に近いことが多いです。ただ、登録や点検、展示の間に人が乗り降りしていることはあります。
店に並んでいた期間が長い車なら、タイヤやバッテリーなどの状態も点検で見てもらうと安心ですよ。
新しい車に乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
新しい車への乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。
納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。
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これが、車の買い替えで損をするか、得をするかの分かれ目になります。
すでに調べ尽くしている方は「知ってるよ」と思うかもしれません。でも、ピンと来なかった方は、ここだけは最後まで読んでみてください。
ポイントは「今の車をどう手放すか」です。
多くの人は、新しい車を買うお店でそのまま下取りに出します。でもこれは、損をしやすい典型的なパターンなんです。
販売店も商売なので、下取りはできるだけ安く引き取りたいのが本音です。
- まず、控えめな下取り額を提示される
- 「がんばって、ここまで上げました!」と金額が上がる
金額が上がると、サービスしてもらったように感じますよね。
ただ、最初の金額には上げる余地が残してあることも多く、上がった後の金額でも、まだ本当の価値より安いことがあります。
比べる材料を持たずに商談に行くと、もっと高く売れたはずの車を、そのまま安く手放してしまうこともあるんです。
実際に、ナビクルの公式サイトでは、下取りより一括査定のほうが高く売れた実例が紹介されています。

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ナビクル査定事例より。個人の感想であり、実際の査定・売却額を保証するものではありません。
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「平均28.7万円」はナビクル実施のアンケート調査結果です(2024年1月〜2025年12月・回答4,489件)。ナビクルを利用し実際に売却された方の査定最高額と下取り価格の差額平均額です。
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この2つを持って販売店に行き、「買取店では○○万円で買い取ってもらえるそうです」と伝えてみてください。
それより安い下取り額では、話がまとまりにくくなります。
それでも下取り額が上がらなければ、高く買ってくれる買取店に売ればいいだけです。売るかどうかは、金額を見てから決めて大丈夫ですよ。

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| サービス開始 | 2007年 |
| 運営会社 | 株式会社エイチームライフデザイン(東証プライム上場企業 株式会社エイチームホールディングスのグループ会社) |
| 安心への取り組み | JPUC(日本自動車購入協会)のWeb監修/JPUC認定の適正買取店が参画 |
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よくある質問
新古車とは走行距離がいくつまでの車ですか?
決まった上限はありません。業界の表示ルールでは、使用・運行していない車を登録済未使用車と表示でき、使用・運行されたと考えられる車の例として、走行距離が百kmを超える車が挙げられています。
新古車の走行距離が0kmでないのはなぜですか?
登録や整備、店の間の移動などで少し走ることがあるためです。理由が気になる時は、店に距離が付いた理由を聞いてみてください。
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まとめ
- 新古車とは走行距離が何キロまで、という決まった線はない
- 百kmは「使ったと考えられる車」の例で、上限の数字ではない
- 試乗車・代車として使った車は、距離に関係なく未使用車ではない
- 走行距離は表示とメーターの両方で確かめ、付いた理由を聞く
- 距離より、登録からの期間・保証継承・使われ方のほうが大事





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